カレッジワールドシリーズとは 2021年出場チーム、大会方式を紹介

アメリカ大学野球
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みなさんはカレッジワールドシリーズというものをご存知でしょうか。

カレッジワールドシリーズとは、毎年アメリカネブラスカ州オマハで行われるNCAADivision1の野球の全米大会です。

NCAAは全米大学体育協会の略なので、カレッジワールドシリーズは大学生のための大会となります。

毎年6月に開催されるイベントなので、この記事を書いている今がちょうどカレッジワールドシリーズが盛り上がっている最中です。

今回はそのカレッジワールドシリーズについて解説します。

カレッジワールドシリーズとは 2021年出場チーム、大会方式を紹介

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カレッジワールドシリーズとは

カレッジワールドシリーズは前述したように、アメリカ大学野球の全国大会です。

日本の学生野球で一番盛り上がるのは甲子園だと思います。

一方、『アメリカで学生野球の一番有名な大会は?』という質問をすると、誰もがカレッジワールドシリーズと答えるでしょう。

日本でいう甲子園がアメリカのカレッジワールドシリーズと思えば分かりやすいでしょう(但し大学野球)。

甲子園を目標に野球をする球児が多くいるように、アメリカでは『Load to Omaha』という合言葉を胸にプレーするチームが多いです。

出典:visitomaha 

出場チーム数

オマハに行けるチーム、つまりカレッジワールドシリーズに出場できるチームはなんと、、、、

 

8チームです!!!

NCAADivision1には約300チームが所属しています。その中からたった8チームしか辿り着くことができません。

NCAADivision1の野球部に入ることだけでも難易度はとても高いです。自分自身も目指していましたが叶いませんでした。

Division1に入れなかった選手はDivision2かDivision3、またはNAIAに進み野球を続けます。

アメリカの大学野球のリーグ紹介はこちらから<<<

NSCAというWebsiteによると、Division1には299チーム、Division2には274チーム、Division3には389チーム、NAIAには212チームの野球部が所属しています。

合計1174チームの中から8チームしかカレッジワールドシリーズに進出することができません。※Division1以外のチームは参加資格がないので厳密には違いますが、、、

アメリカ人の多くはNCAADivision1でプレーすることを目指し、選ばれた人だけがDivision1に進学し、その中でさらに選ばれた8チームがカレッジワールドシリーズに進出することができます。

全米で選ばれに選ばれた8チームだけがカレッジワールドシリーズに出場できる

2021出場チーム

2020シーズンはコロナの影響で大会自体行われないという異例の事態でした。

今年は多少の制限がありながらなんとか開催にこぎつけました。

2021シーズンのカレッジワールドシリーズ出場チームは

バンダービルト大学

ノースカロライナ州立大学

スタンフォード大学

アリゾナ大学

テネシー大学

バージニア大学

ミシシッピ州立大学

テキサス大学

の8チームです。(大学名をクリックすると大学野球部のInstagramアカウントに飛べます。)

出場方法

カレッジワールドシリーズに進出するためには数多くの壁を突破しないといけません。

カレッジワールドシリーズに進出するには、

Regionals(64チーム)→Super Regionals(16チーム)→College World Series(8チーム)

という段階を踏まないといけません。

Regionals(299→64)への進出方法

この段階で299チームから64チームに絞られます。このように64チームが選ばれます。

  1. 31(カンファレンス優勝チーム)
  2. 33(NCAAからの推薦)

NCAADivision1のシーズンの主な流れは、リーグ戦→Regionals→Super Regionals→College World Series という順番で行われます。

リーグ戦で順位を決めます、また、NCAAはそれぞれのチームの戦いを見て、どのチームがRegionalsに進むべきか見極めます。

Division1には31のカンファレンス(リーグ)があります。日本で言う東京六大学、東都リーグのようにアメリカではSEC、ACCなどといったリーグが31個あります。

その31のカンファレンスの優勝チームはその時点でRegionalsに進出することが決まります。

その後、NCAAは全268チームから推薦枠で出場するチームを決めます。

全299チームの中からカンファレンス優勝チーム(31チーム)+推薦枠(33チーム)の計64チームがRegionalsに進むことができる。

Super Regionals(64→16)への進出方法

64チームに絞られました。

Regionalsではその64チームが4チームずつ16の地区に分けられて戦います。

16のチームがシード校となり、シード校の本拠地グランドで、ダブルエリミネーション方式(2回負けたら敗退)でトーナメントを行い地区代表を決めます。

16地区で代表が決まり合計16チームがSuper Regionalsに駒を進めます。

College World Series(16→8)への進出方法

ついにカレッジワールドシリーズまであと一歩のところまで来ました。

Super RegionalsではRegionalで勝ち残ったチームが隣の地区の勝者と戦い、先に2勝したチームが晴れてカレッジワールドシリーズに進むことができます。

出典:ncaa.com

これは2019年のトーナメント表です。

このように、299→64→16→8チームと絞られていきます。

カレッジワールドシリーズの対戦方法

選ばれた8チームが2つのグループに分けられます。

その4チームがRegionalsと同じように、ダブルエリミネーション方式 (2回負けたら敗退)のトーナメントで戦い、それぞれ1チーム が決勝戦に進みます。

最後に残った2チームが戦い、先に2勝したチームが全米チャンピオンになります。

今現在の状況

今はカレッジワールドシリーズの真っ最中で、2021年6月25日現在、4チームが敗退しました。

このように

アリゾナ大学、スタンフォード大学、テネシー大学、バージニア大学が敗退し、

バンダービルト大学、ノースカロライナ州立大学、ミシシッピ州立大学、テキサス大学が残っています。

バンダービルト大学と、テキサス大学はすでに一回負けているため、彼らは2回連続でそれぞれ勝たないと決勝戦に進むことができません。

まとめ

いかにカレッジワールドシリーズに出場することが名誉なことかお分かり頂けたでしょうか。

なかなかカレッジワールドシリーズについて解説している日本語版サイトがないので今回は自分なりに一生懸命解説しました。

この記事によってアメリカ大学野球に興味を持ってくれる人がいるのであれば幸せです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは

 

 

 

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