アメリカ大学野球のシーズンはどんな日程なのか 試合数、チーム数などを解説

アメリカ大学野球
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こんにちはBIKIBLOGです!

今回はアメリカ大学野球のシーズンの日程について書きます!

ここ2年間はコロナウイルスの影響により通常とは異なったシーズンになっています。

来年からは通常通りに行われていくそうなので通常版と今年のコロナ版の2つについて説明していきます。

アメリカ大学野球部の年間スケジュールはこちらから<<<

アメリカ大学野球のシーズンはどんな日程なのか 試合数、チーム数などを解説

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2019年シーズン(通常シーズン)

2020年のシーズンはコロナの影響で途中で終わってしまい、最初の12試合が終わった時点でその後の試合が全てキャンセルされてしましました。なので今回は自分が渡米する前の2019シーズンを元に書きます。

自分はNWAC(Northwest Athletic Conference)に所属しているSkagit Valley Collegeで野球をしていたので、これからの情報はNWACのことになります。

🚨アメリカの大学全てがこの日程ではありません(どちらかというとレアな方です)🚨

シーズンの流れ

アメリカの大学野球は日本と同じくリーグ戦→トーナメントという流れです。

アメリカの大学野球のはオープン戦(または練習試合)がありません。シーズンが始まる前は紅白戦などで実戦経験を積みます。

オープン戦の代わりとなるのがNon Conference Game(他地区チームとの試合)です。

NWACは4つの地区(北7、東8、西6、南8)、全29チームでリーグ全体優勝を争います。

そこでNWACでは最初の16試合は他の地区に遠征して試合をします。その後同地区とのチームと対戦します。

4試合ごとに対戦相手が変わるので自分の所属する北地区は、他地区の4チーム、同地区の7チームの合計52試合を行います。

同地区のチームとの対戦(Conference Game)が終わるとプレーオフになります。

NWACは地区代表決定戦、その後リーグ優勝決定戦が行われます。

各リーグの1位のチーム(合計4チーム)はリーグ優勝決定戦に進出します。優勝決定戦は8チームで行われるので4チーム足りません。

そこで代表決定戦が行われます。

各リーグ2、3、4位のチームが集まり対戦しリーグ優勝決定戦に出場する代表を決めます。

※代表決定戦、リーグ優勝決定戦はトーナメント方式ではなく、ダブルエリミネーション方式で行われる。

※同地区の試合の結果のみ順位に反映し、他地区との試合は順位に関係しない。

オープン戦(Non Conference Game)→同地区との試合(Conference Game)→代表決定戦→リーグ優勝決定戦(Championship)の流れで行われる。

試合数

チームによって多少変わりますが、他地区との試合約16試合+同地区との試合(4試合✖️チーム数➖1)は保証されています。

北地区は7チームで構成されているので、全てのチームは、4試合✖️(7-1)=16+24で40試合をプレーすることができます。

それに加え、代表決定戦、リーグ優勝決定戦の試合が加算されるので多いチームは50試合を越える試合数を戦います。

日程

2019年のSkagit Valley Collegeの日程は

2/23〜3/17 Non Conference Game 合計16試合

3/29〜5/5   Conference Game  合計24試合

5/17,18     代表決定戦 合計3試合

計43試合 でした。

この年はリーグ戦4位で代表決定戦に進み、1試合に勝ち、その後2連敗でシーズンを終えました。

2019年のSkagit Valley Collegeの試合スケジュールはこちらから<<<

2021年シーズン(コロナの影響を受けたシーズン)

2021年はかなりイレギュラーなシーズンでした。

州やリーグによって異なったルールの元に行われていたので特定のチームの日程について知りたい場合はその大学の人か同じリーグの人に聞くのが賢明です。(連絡をいただければ調べますが)。

通常リーグ戦との違い

まとめると

  • 他地区への遠征(Non Conference Game)の禁止
  • プレーオフ(代表決定戦、優勝決定戦)無し
  • 出場辞退チーム有り

という違いがありました。

参加チーム数

NWACは4つの地区(北7、東8、西6、南8)、全29チームでリーグ全体優勝を争います。

今年はコロナの影響で北地区2チーム、南地区1チームが出場辞退し、合計は26チームでした。

地区を越えた移動が禁止だったので、今年は地区優勝を決めた時点でシーズンは終了でした

 

試合数

NWACは基本土日ダブルヘッターで試合を消化します。金曜日や平日に試合があることもありますが、一日二試合は変わりません。

地区によって多少違いがありましたが、自分の大学の所属する北地区は全5チームの総当たりを2回(4試合✖️2)の合計32試合でした。

日程

自分たちの大学が所属する北地区は、Edmonds、Olympic、Bellevue、Everett、そして自分たちSkagit Valley Collegeの5チームで優勝を争いました。

全チームシーズン中にコロナ感染などの理由で試合がキャンセルされることがなかったので、(他の地区や他のリーグはキャンセルがあったところも)32試合を戦い抜くことができました。

2021シーズンのスケジュールはこちらから<<<

今年の試合の日程は (Hはホーム、Aはアウェイ)

4/3   Edmonds   A

4/4   Edmonds   H

4/17  Olympic    H

4/18  Olympic    A

4/22  Bellevue    A

4/23  Bellevue    H

5/1    Everett      A

5/2    Everett      A

5/8    Edmonds   H

5/9    Edmonds   A

5/22  Olympic     A

5/23  Olympic     H

5/28  Bellevue     A

5/30  Bellevue     H

6/4    Everett       H

6/5    Everett       H

このような感じでした。時間は基本2パターンで、1試合目が1時で30分の休憩を挟んで2試合目(2試合目が4時半スタートが多い)。

または1試合目が4時で2試合目がナイターになるパターンでした。

2021シーズンの様子はこちらから↓

まとめ

いかがでしょうか。アメリカの大学野球は日本とは違ったスケジュールで多くの試合をこなします。

なかなかハードなシーズンでしたが、試合の中でしか学べないことが沢山ありました。

それでは

もし自分のブログ、YouTubeなどを通じて留学をしようと思っている方は決める前に必ず自分に相談をお願いします。人生を左右する重大な決断なので、自分の持てる全ての情報(ネガティブなものも含め)を伝えます。その上で決断してほしいです

 

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