こんにちは現役留学生が運営するBikiBlogです!皆さんも一度はNCAAやディビジョン1という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。この記事では

*Division1、Division2、Division3ってなに?
*Division1ってどのくらいすごいの?
という疑問をあらゆる情報網を駆使して分かりやすくまとめました
NCAAとは なぜNCAAは世界一の大学スポーツ協会なのか 【プロ顔負けの施設も紹介】
世界が誇る最大の体育協会NCAA
NCAAは”National Collegiate Athletic Association”の略称です。
日本語に訳すと全米大学体育協会です。
1200以上のアメリカの大学がNCAAに加盟しており、規模はとてつもなく大きいです。
全てのNCAAに所属している大学の部活動がNCAAによって統括されております。
NCAAのメインはアメリカンフットボール、バスケットボール、そしてベースボールです。そのほか、器械体操や、ゴルフなどのスポーツも加盟しています。
Division毎の特徴とルール
NCAAはDivision1、2、3に分けられています。
大学の規模、学生数、スポーツのレベルによって区分されます。入れ替えは基本的にありません。
Division1
加盟校 UCLA, スタンフォード, ハワイ、ハーバード, UCバークレイ その他294校,
野球部がNCAA Division1に加盟する大学一覧はこちら
NCAA最強カンファレンスSEC、ACCなどがあり、テレビの放映権や、グッズの売り上げでも多くの売り上げを出しています。日本の大学生が来ているカレッジパーカーやスウェットは100%Division1の大学です。
またアメリカではWBCより盛り上がると言われているCollege World Seriesが毎年ネブラスカ州オマハで行われます。
スポーツ | 加盟大学数 | 全額奨学金で獲得できる最大の選手数 |
Baseball | 298 | 11.7 |
Basketball | 344 | 13 |
Football FBS | 120 | 85 |
Football FCS | 125 | 63 |
こちらはDivision1のメインスポーツの大まかな情報です。
例えば野球の場合、298校が加盟しており、大学は必要に応じて11.7人分の大学にかかる費用分の奨学金を最大27人まで分配することができます。一方Football(アメフト)は85人分の奨学金を85人に渡す必要があります。
これはAthleticの奨学金なので、加えてAcademic(学業面)での奨学金を使って選手を獲得することもできます。要はDivision1は一番レベルが高く、金銭面に余裕があり、ほぼ全ての有名大学が加盟しているDivisionになります。
Division2
加盟校 UCサンディエゴ、タンパ大学、ハワイ大学ヒロ高、ウエスタンオレゴン、その他271校
Division1と比べ、知名度は低くなります。一方奨学金は確保されているので奨学金獲得のチャンスは高くなります。
野球は9人分、バスケは10人分、アメフトは36人分のAthleticの奨学金が用意されています。
自分の知り合いで、4人以上の人が全額奨学金でDivision2の大学で野球をしています。自分もDIvision2の中で現在7番目に強い大学から全額奨学金のオファーが来ました。
Division3
加盟校 エモリー大学、ニューヨーク大学、シカゴ大学、その他386校
一番大きな違いはAthleticの奨学金が無いということです。それでもデータによると80%の選手がなにかしらの奨学金を手にしているそうです。
自分の知り合いではDIvision3の大学に所属して野球をしている人はいないので詳しい情報がありません。
NCAA Division1の凄さ
NCAA Division1 の凄さを3つにまとめると
プロにも勝る施設、選手のレベル、全米の知名度
という3つになります。
プロにも勝る施設
施設が凄すぎます、専用ロッカールーム
トレーニングルーム、バスタブ、食べ物、野球場、室内練習場どれをとってもえげつないです。言葉では説明仕切れないので動画でどうぞ↓
この大学だけがすごいのではありません、このレベルになると本当にすごいです。
ちなみにこのミシシッピ大学はCollege World Seriesで優勝したことがありません。(2021年は今のところTop16)日本の大学で言うと法政大学くらいの強さです。
多くの大学でチームのロゴ入りのグローブ、スパイクが支給されるなど、野球道具にも夢が詰まっています。
プレーヤーのレベルが世界一
毎年数多くのドラフト指名がDivision1の選手に集まります。世界で一番高いレベルの大学野球はNCAADivision1と言い切れます。
実際、日本のトップ大学である慶應大学がUCLAとオープン戦をしたところ、15−0で負けたという記録も残っております。
右ピッチャーは基本常時150キロを投げます。野手は肩めっちゃ強いです。めっちゃ飛ばします。上位のリーグはメジャーリーガー予備軍なので本当にレベルが高いです。
全米の知名度
アメリカは高校スポーツよりも大学スポーツの方が人気があります。特にアメリカンフットボール、バスケットボールの人気は凄まじく。時にプロスポーツを凌駕します。野球の決勝トーナメント”カレッジワールドシリーズ”は日本の甲子園のような盛り上がりを見せます。
アメリカでは『甲子園に出場した』と同じくらい『Division1でプレーしている』というのが価値があるものであり、少年、少女の大きな夢でもあります。
日本の高校出身でDIvision1で活躍する、していた日本人
NCAA Division1で活躍する日本人は多くはありませんが、存在します。
今回はバスケットボール、野球、サッカーの選手を紹介します。
バスケットボール
NCAADIvision1出身の日本人選手で一番有名なのは八村塁選手(ゴンザカ大学)でしょう。ゴンザガ大学はバスケの超強豪校です。なのでほとんどのアメリカ人の友達も八村塁選手を知っていました。(中にはcockを見たと言う友人も)
また、最近では渡邉雄太選手(ジョージワシントン大学)もD1で活躍しました。
来年からネブラスカ大学で富永啓生選手(桜丘→レンジャーカレッジ)がプレーします。女子バスケではACCカンファレンスの超強豪校ルイビル大学で今野紀花選手(聖和学園)がプレーしています。
野球
今現在、日本の高校出身の選手では一人しかDivision1でプレーしていません。
ゴンザガ大学の小林幹太選手(実践学園)です。
自分がお世話になっているアスリートブランド社の卒業生では秋利雄祐選手(常葉大菊川→Cal State Northledge→ヤマハ)。
現日ハムの通訳兼広報の寺嶋大賜選手(青森山田→セントボナベンチャー)がD1でプレーしました。
サッカー
サッカーでは野球やバスケと比べ多くの選手がD1でプレーしています。
Youtubeチャンネルを開設しているKazuna選手もその一人です。
KazunaさんのYoutubeチャンネルはこちらから↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
まとめ
NCAAは全米を統括する大きな組織です、その中でDivisionが3つに分かれており、特にDIvision1の大学の設備は充実していてとても夢のあるものです。
自分は次の9月よりDivision1の大学でプレーすることを夢見て毎日生きています。そんな夢のある選択肢を皆さんに知ってもらえたら光栄です。
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