アメリカの大学野球リーグについて解説します【活躍する日本人選手紹介有り】

アメリカ大学野球
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アメリカの大学野球に興味あるけど….

*アメリカの大学野球はどのようなシステム?

*NCAAの他に野球のリーグはあるの?

*日本人はどのリーグでプレーしているの?

このような疑問を持つあなたも、この記事を読めばアメリカの大学野球のシステムが分かります。

アメリカの大学野球リーグについて解説します【活躍する日本人選手紹介有り】

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アメリカ大学野球の仕組み

アメリカの大学野球と言えばNCAAです。NCAAは全米体育協会の略です。NCAAはアメリカで一番大きい大学体育協会です。NCAAに所属している大学野球部はNCAAのルールに基づいて活動します。詳しくはこちらのブログから<<

 基本的には日本の大学野球とシステムは同じです。大学に通いながら野球部にも所属します。違う点はアメリカは5つの体育協会があり、それらが全てのスポーツを組織するということです。日本の高野連とは異なり、野球単体で組織を作ることはありません。NCAAのBaseballといった形です。

アメリカにはその他にもNAIA,NJCAA,CCCAA,NWACという体育協会があります。大学はこのいずれかの組織に加盟しているので、それぞれのリーグのルールに乗っ取り練習や試合を行います。

今回は体育協会に所属する大学の内、野球部にスポットを当てて解説します。

アメリカの大学スポーツは5つの体育協会によって組織されている。

NCAA、NAIA、NJCAA、CCCAA、NWACの違いと特徴

NCAA (National Collegiate Athletic Association) 

所属大学数 1200

アメリカ最大の4年制大学の体育協会、DIvision1、2、3に分けられており、DIvision1には数多くの世界的に有名な大学が所属している。金属バット使用

NCAAの優勝決定戦の様子はこちらから<<<

NAIA (National Association of Intercollegiate Athletics)

所属大学数 249

NCAAの次に大きな4年制大学の体育協会、毎年ドラフト指名者が生まれる。

奨学金制度(返済不要)が充実している。金属バット使用

NAIAの優勝決定戦はこちらから<<<

NJCAA (National Junior College Athletic Association)

所属大学数 525

アメリカ最大の2年制大学の体育協会。

毎年多くのドラフト指名orNCAADivision1大学への編入者が生まれる。Divison1(221校)、Division2(118校)、Division3(98校)に分けられています。ブライスハーパー選手はNJCAA出身の代表格です(ドラフトに早くかかるため)。

金属バット使用

NJCAAの優勝決定シリーズの様子はこちらから↓

CCCAA(California Community College Athletic Association)

所属大学数 108

カリフォルニア州を拠点とする2年制大学の体育協会。金属バット使用

NWAC(Northwest Athletic Conference)

所属大学数 36

ワシントン州とオレゴン州を拠点とする2年制大学の体育協会。木製バット使用。

各リーグのレベルの比較

アメリカの大学野球のリーグのレベルは、あまなつさん(アメリカ大学野球に日本一詳しいお方)が運営するbotアカウントのツイートを見れば一目瞭然です。

アメリカで2年間プレーして、全てのリーグの選手と出会ってきた自分もこのツイートと同意見です。

各リーグの日本人選手数と代表選手

アメリカの大学に留学している日本人は大学の野球部に所属します。

詳しくは野球留学を解説したこの記事から<<<

先ほど説明したように、大学のスポーツチームはNCAA,NAIA,NJCAA,CCCAA,NWACのいずれかの体育協会に所属します。

 各リーグに何人日本人選手がいるのか、またリーグ毎の代表選手についてまとめました。

 *このブログは主に留学を志す高校生向けのため、日本の高校出身の大学留学生のみリストアップしました。*このデータはあまなつさんのツイート+BBCとアスリートブランド(スポーツ留学エージェント)のホームページ+自分が知っている情報を元にしたものなので多少誤差がありますが、大きくは間違っていないので参考にしてください

( )は所属していた高校

NCAA

Division1 選手数 1(アメリカの高校出身選手は5人)

     代表選手 小林幹太選手(実践学園)、大塚虎之介選手(ランチョ・バーナード校)

Division2 選手数 7人

     代表選手 濱川裕吾選手(狭山ヶ丘)、福田哲平選手(駒沢)

Division3 選手数 0人

現在はD1でプレーする留学生は1人ですが、来年には何人かの選手がプレーすると噂されています。

NAIA

     選手数 15人

     代表選手サラサル・アレキサンダー・英二(近江)

NJCAA

     選手数 8人

     代表選手 太刀岡蓮(花咲徳栄)八尋大誠(カナダ)

CCCAA  

     選手数 30人

     代表選手 鈴木康太(中京大中京)根岸辰昇(慶應義塾)

NWAC 

     選手数  13人

     代表選手 西田陸浮(東北)小島和也(鎌倉学園)

このデータには怪我などでメンバーに入れなかった日本人選手は含まれていないので、実際にはこれより多くの選手がアメリカでプレーしてます。

まとめ

アメリカ大学野球は5つの体育協会によって組織されています。リーグのレベルが上がるにつれてプレーしている選手の数は減っていきます。ですが日本人にも多くの可能性があります。体格とかパワーとかのハンデを打ち破って165センチ県立高校出身の自分が新たな道を切り開くので本気で人生を変えたい人はついて来てください!!

もし自分のブログ、YouTubeなどを通じて留学をしようと思っている方は決める前に必ず自分に相談をお願いします。人生を左右する重大な決断なので、自分の持てる全ての情報(ネガティブなものも含め)を伝えます。その上で決断してほしいです。

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