こんにちはBIKIBLOGです!
今回は前回のブログの続き、アメリカ大学の合格前に行うことの多い”Visit”について書いていきます。
2日目の様子、かかった費用、Visitで起きた心境の変化について書いていこうと思います。
“Visit” 学校見学のスケジュールについて 2日目編 費用 大学を決めた理由
2日目のスケージュール
前日はエッセイの執筆に追われ12時半くらいに寝ました。
起床、トレーニング
日本のホテルはしばらく泊まっていないのでわからないですが、アメリカのホテルには大なり小なりジムがあります。
今回のホテルは小さいジムで、コロナの影響で予約が必要でした。
1日目に野球に対してのモチベーションが復活したので、調子に乗って朝6時に予約しました。
『こんな時間にトレーニングしている自分はすごい』
と自分に酔いながら自分を追い込みました。
まだその時は正式に大学入学の意思を伝えていなかったので、ラッツ(ウエスタンオレゴン大学のコーチ)にテキストで『編入することを決めたからこれからよろしくお願いします』という旨のメッセージを送りました。
その理由はこの後書きます。
トレーニング後はお腹が減ったので、ホテルの朝食(コロナのため、バイキング形式ではなくオーダー制)を食べました。
オレンジジュース、ヨーグルト+グラノーラ、とモーニングブリトーをいただきました。
朝食(Withコーチ)
9時に朝ごはんを一緒に食べて今回のVisitは終わりという予定でした。
しかし、久しぶりのトレーニングにお腹が好き上の朝食を食べてしまい、コンディションがよくないまま朝ご飯に向かいました。
ラッツに会った瞬間に『入学決めてくれてありがとう!』と言われました。
小さな空港みたいな場所にある、隠れた名店のようなカフェで朝ごはんを食べました。
自分はチキンフライドステーキにスクランブルエッグとハッシュドポテトがついたものを食べました。2枚のトーストもついてきました。
とても美味しく、最高の第二朝食でした。
解散からのロングドライブ
朝食を食べた後、
ラッツ↑↑↑↑とお別れして帰路につきました。
5時間強の道のりをノンストップで突き進み、後7マイルでガソリン切れという修羅場を潜り抜けて何とか我が家につきました。
運転ありがとうParch!!
費用
このVisitでどれくらいのお金がかかったかについてです。
これは大学の場所によって大きく変わります。
今回はオレゴン州(自分の住んでいるワシントン州の隣)で、同行するチームメートもいるという好条件だったのでとても低コストのVisitでした。
基本的にVisit中の食事、ホテル代は大学持ちなのでお金がかかったのはガソリン代と軽食代でした。
飲食代は
1日目にChick-fil-Aで食べたハンバーガー代9ドル+コンビニで買ったコーヒーとクッキー(プロテインクッキー)の5ドル
合計14ドル
に加えてガソリン代
50ドル+ご飯一回奢る券(約10〜20ドル)でした。
現金が少なかったので50ドルだけ渡し、あとは今度ご飯で払うと約束しました。
なのでこの2日間でかかった費用は
約84ドルでした。
これを安いと取るか高いととるかは人によりますが、自分にとっては84ドル以上の価値のある2日間になりました。
大学入学を決めた理由
理由はたくさんあります。
最終的に自分が編入する大学を選ぶ基準として一番大きいものだったのは
『その大学で野球がしたいかどうか』でした。
奨学金の面で決める人もいれば、立地で決める人もいると思います。
自分にとって4年制大学は自分が最後に本気で野球をやる場所なので、両親には負担をかけてしまいますがお金よりも環境重視で選びました。
その自分にとって一番大切な『その大学で野球がしたいかどうか』を見極めるためにこのVisitに向かいました。
正直、Visit前にはこの基準をウエスタンオレゴン大学が満たしているか不安でした。
結果としては今の自分にとってこれ以上ない選択肢だと感じることができました。大きく分けて理由は二つです。
プロを目指せる環境
1日目にチームのロッカールームでラッツと長い時間話しました。その時間が大きな決め手となりました。
ウエスタンオレゴン大学はNCAADivision2に所属する大学です。言い換えるとDivision1ではありません。
ですが、その実力は中堅以下のDivision1の大学を凌駕すると言っていました。
実際、2019年には5人の選手がドラフト指名をされ、1人がフリーエージェントで契約を結び、合計6人がプロへ進みました。
ピッチングコーチの口癖は『95マイル投げてドラフト指名される意思がない奴はやめちまえ』だそうです。
秋の紅白戦の時期になると多くのスカウトが訪れるそうです。
スカウトが観にくるチャンスはもちろん素晴らしいですが、それ以上にコーチが自分にとって大切でした。
なぜなら自分のこの1年の悩みは自分を教えてくれるコーチが居なかったことだからです。
ラッツは凄腕のバッティングコーチかつキャッチャーコーチなので一緒に練習をするのが楽しみです。
チームメート
このような環境でプレーしているチームメートは志が高いです。
ウエスタンオレゴンには1年間一緒に短大でプレーした選手が3人います。その内の一人はドラフト指名を目標に取り組んでいるそうです。
一緒にプレーしていた時は、確かにいい投手でしたがプロに行くなんて気はしませんでした。
当時の最速は92マイル(148キロ)と言ってましたが、怪我明けということもあり、自分がバッテリーを組んでた時には90マイル(145キロ)行くか行かないかでした。
ラッツの話によると、その選手は野球に対する意識が大きく変わり、ピッチングコーチと共に本気でプロを目指すようになったそうです。
球速も常時92〜94マイル(151キロ)になり、最速はなんと96マイル(154キロ)に達しているそうです。
本気で上を目指している選手が集まる+自分が成長できる+優勝を目指せる環境に飛び込みたかったのでここしかないと思い入学を決めました。
まとめ
いかがでしたか、
今回のVisitで自分は多くの発見をすることができたのと同時に、失いかけていた野球への情熱を取り戻すことができました。
Visitをすることも、しないで大学を決めることもできます。
個人的には一回大学に行き、目で施設を見て、コーチとたくさん話し、納得した上で入学を決めることをおすすめします。
今回のVisitの動画はこちら↓
それでは
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